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彼氏に頼まれてフェラをしたら喉の痛みと発熱が!病院で淋病と診断されたトホホな女性の体験談

会社で風邪が流行りだして、上司や同僚が一人、また一人と欠勤になっていた頃、私も喉がイガイガとした違和感が出て、1日経つと食べ物を飲み込むのも億劫になるくらいの痛みが現れたんです。熱も37℃ちょっとあったので、これ以上酷くなって周りに迷惑かけないようにと、内科のクリニックに行きました。

喉の痛み、赤く腫れる性病の症状

先生は胸と背中に聴診器をあてた後、喉を診察してから「喉がだいぶ炎症を起こしていますね。」と風邪薬と抗炎症剤を処方してくれました。薬のおかげなのか、熱は比較的早い段階で下がったんですが、1週間たっても喉の腫れと痛みは全く引きませんでした。

おかしいなと思って、もう一度クリニックを受診したところ、先生は困ったような表情で「う〜ん。おかしいですねぇ。ひょっとするとクラミジア感染症や淋病といった性病の原因菌の感染が原因かもしれないです」と意外な一言。

喉の痛み=性病という図式が全く理解できなかったのですが、うっかり先生(男性)に質問したら、逆にセックスについて色々と訊かれそうなので黙って話を聞いていました。喉に症状が現れる性病の感染者が増えているらしいということで、とりあえず耳鼻咽喉科もしくは性病科の先生に紹介状を書いてくれるとのこと。

性病科はその名の通り、来院する患者さんはすべて性病の患者さんなわけで、もし知人に見られでもしたら恥ずかしい!という訳で、耳鼻咽喉科の紹介状を書いてもらいました。

耳鼻科では細長い綿棒のような器具で喉を擦って原因菌を突き止める検査(咽頭スワブ法)を行いました。日を改めて検査結果を訊きに行くと、やはり淋病を引き起こす「淋菌」の陽性反応が出ました。

淋菌の厄介なところは、抗菌薬が効かない「薬剤耐性菌」の割合が年々増えており、かつては有効だった抗菌薬も現在では使用できなくなっているとのことでした。

私の場合は幸いにして、セフトリアキソン(製品名:ロセフィン)という強力な抗菌薬を注射するだけですぐに症状は治ったのですが、まさか自分が性病に感染するとは思いもよらないことでした。

風俗で働く女性も喉の感染が多い

実は内科で性病の疑いがあると言われた後、家で心当たりがないかを考えたんですけど、彼氏としたオーラルセックス(フェラチオ)が原因じゃないかと気づいたんです。そういえば、喉の症状が現れる1週間ほど前に口でしたよねって。

それで耳鼻咽喉科の先生が女性だったこともあり、淋菌の陽性反応が出たという説明を受けた際に、思い切ってフェラチオの話をしたら、「多分それが原因ですね。最近はフェラが原因で喉に淋菌やクラミジアが感染する女性が増えているんですよ。"口は第二の性器"と呼ばれているくらい、喉の粘膜は感染しやすく、かつウイルスや細菌がウヨウヨと繁殖しやすい場所なんです」と言われました。

喉の性病の感染ルート

あー、やっぱりフェラチオしてる女の子多いのね、と思いました。私は元々、フェラチオは嫌いなんです。そのときは彼氏が「今日はコンドームは使いたくない。お前が嫌だったら、口でもいいから」としつこく頼んでくるから、滅多にしないフェラチオをしたんですね。今になっては物凄く後悔しています。

性病って下半身を中心とした部位に不快な症状が現れるというイメージがあるから、一般の人は、喉が痛くなっても性病は疑わないですよね? 結構いるんじゃないかなー、私みたいに風邪と勘違いしている人が。先生に聞いたところ、クラミジアや淋菌が性器に感染している人の10〜20%は、喉にも感染が確認されるそうです。

喉の粘膜は傷つきやすいから、フェラチオの際、ペニスに生息している淋菌やクラミジアが感染しやすいとのこと。なかには喉に淋菌とクラミジアの両方が感染している"猛者"もいるそうなので、フェラチオは極力しないか、もしくはコンドームをつけてもらうことが大切なんですね。

結局、彼氏の淋病の感染源は浮気相手だという可能性が濃厚になった時点で別れました。ホント、最後の最後に性病というプレゼントを貰って、私ってつくづく男運がない女だなと諦観しました。

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喉への感染が増加中!排尿痛や尿道から膿が出たら淋病が疑われます

性病として古い歴史を持つ淋病(淋菌感染症)は、80年代中頃をピークとして感染者が減少傾向にあったのですが、90年代半ばになると再び増加傾向に転じ、現在では性器クラミジア感染症に次いで感染者の多い性病となっています。

口や喉は粘膜が傷つきやすい

淋病の患者数が再び増えている理由は、若者を中心にコンドームを使用しない無防備なセックスが広がっていること、そしてオーラルセックスの一般化に伴い、淋菌が喉に感染するケースが増えていることが挙げられます。

20代の女性は感染リスクが高い

上のグラフは10代から30代までの女性のオーラルセックス(フェラチオやクンニリングス)の頻度を示したものですが、いずれの年代でも「毎回している」と「時々している」の合計が半数を超えており、オーラルセックスが広く普及していることがわかります。

喉への感染例は、性器の場合と違って自覚症状に乏しいため、感染の事実を知らないままに、淋菌をパートナーに広げているということになりかねません。また、抗菌薬が効果を示さない「薬剤耐性菌」が増えてきていることも、淋病が減少しない大きな一因とされています。

一方、男性はパートナーから感染するだけでなく、風俗を利用する機会が多い場合、ピンサロなどでフェラチオのサービスを受けたことが原因でペニスに感染するケースが増えています。

コンドームを使用しないセックス1回当たりの淋菌感染率は約30%と非常に高くなっています。感染しやすい部位としては、多い順に尿道、子宮頸部、直腸、咽頭となっています。尿道に感染した場合、長くて1週間程度の潜伏期間の後、排尿時のピリピリとした激しい痛みと、膿のような尿が出てくるのが大きな特徴です。

男性は特に症状が強く現れます。オシッコをした際の痛みは「飛び上がるような」という表現がよく用いられますが、決して大げさではありません。トイレから30分くらい経つと尿道から膿がジワジワと溢れ出てくるのがわかります。一度拭き取っても、ペニスをしごくと再び膿が出てきます。

女性の場合、子宮頸部、直腸、咽頭への感染は症状がほとんど現れないので重症化しやすく、子宮頸管炎や卵管炎、子宮内膜炎などを経て最終的に不妊となってしまうこともあります。

抗生物質が効かないスーパー淋菌も出現

淋病で大きな問題となるのは、薬が効きにくい「薬剤耐性菌」の存在です。淋菌に効果を示す抗菌薬を服用すると、完治していない段階でも、淋菌の量自体は減少するため排尿時の痛みなどが和らぐことがあります。

すると患者さんのなかには「もう治ったみたいだ。」と勘違いして、薬の服用を中止して、通院をやめる人も出てきます。するとまだ消滅せずに残っている菌に薬剤への耐性ができてしまい、今後は同じ薬が効かなくなってしまうというわけです。

以前はニューキロノン系という抗菌薬がよく効いたのですが、薬剤耐性菌の出現によって全く効かなくなってしまいました。現在はスペクチノマイシン、セフォジジム、セフトリアキソンの3つのみが淋菌に対して有効性を示しているのですが、性病の治療を専門としていない医師の中には未だに「淋病の治療=ニューキロノン」と考えている人が少なくありません。

風邪に似た症状!? フェラチオで喉にクラミジアと淋菌がダブル感染した女性の体験談

地元の高校を卒業後、神奈川県にある中堅の精密機械メーカーで事務職として働いている美和さん(仮名:当時20歳)は、一人暮らしの生活にもすっかり馴れました。しかし、母子家庭の経済的な事情で高校時代に一度は諦めた看護師への夢に未練が残っていました。「年齢的にはまだ十分間に合うはず!」と一念発起した美和さんは、県内の看護学校へ入学するため退社を決意しました。

風邪に似た症状に注意

元々、勉強の方は嫌いではなかったので、入学試験はなんとかなるという自信があったのですが、仕事を辞める前に一番躊躇したのは生活費と学費のことです。看護学校は初年度に入学金と授業料を合わせて200万円くらいが必要ですし、次年度からは授業料と研修費などで毎年80〜90万円くらいが必要になるからです。

コンビニやファストフード店で自給850〜1000円のバイトでは、生活費を稼ぐために毎月相当な時間働かなくてはならないので、勉強する時間がありません。逆に学業だけ優先すると、直ぐに貯金が底をついてしまい、生活費と学費が払えそうにありません。

女手一つで頑張って、私立高校を卒業させてくれた母親に金銭面でこれ以上迷惑かけるにはいきませんし、夢もあきらめたくない…。大いに悩んだ美和さんは、夢のためにと割り切って、ピンサロで週3回働くことを決心したのです。

膣挿入のいわゆる"本番"はないとはいえ、初対面の男性に対してフェラチオを行うわけですから、「抵抗が全然ない」というのはウソです。しかし、時給3000円〜+指名料で1日2万円〜の収入を得ることができれば、生活費と学費はなんとか賄えますし、なんといっても学校の勉強に回せる時間が全然違います。

自分の人生で手に取ることはよもやないだろうと思っていた、風俗系の求人誌や風俗の求人サイトで情報収集を行った美和さんは、アパートから電車で40分くらいの繁華街にあるピンサロで働くことになりました。

扁桃腺の腫れも気になりました

それから1年後ー。この一週間、喉の痛みや痰、微熱など風邪に似た症状に悩まされるようになった美和さんは、同僚から「ひょっとして、ウチのお客に病気もらっちゃったんじゃないの? いままでそういう娘、何人かいたよ」と真顔で言われたので、頭が真っ白になりました。「フェラチオが終わる都度、イソジンでうがいしてるし、口内炎とかで傷口ができなように注意してきたつもりなのに…」

入店以来こんな症状が出るのは初めてなので、耳鼻咽喉科に行くべきなのか、婦人科に行くべきなのかわかりませんでしたが、同僚のアドバイスに従って、美和さんは婦人科の方に行きました。結論から言うと、このような症状が喉に出た場合は、耳鼻咽喉科、婦人科のどちらでも大丈夫です。近年の性病は喉の発症例が多いので、婦人科でも検査と治療を行ってくれます。

婦人科の医師は、これまで似たようなケースを多く診てきたようで、症状を伝えると、「扁桃腺が随分と腫れてますね。あなたの職業柄、喉にクラミジアとかが感染しているかもしれないね」と言って、喉の奥を綿棒のようなスティックでぬぐって、菌の有無をチェックしました。

3日後に検査結果を聞くために再度来院すると、「クラミジアと淋菌の両方が陽性だったね」と想像していた最悪のケースの更に上を行く、ダブル感染の事実を告げられたのです。

美和さんの診察をした医師の話を要約すると以下のようになります。フェラチオを日常的に行うピンサロで働く女性は、喉の粘膜が傷つきやすいため、他の風俗店の従業員に比べてクラミジアや淋菌に感染するリスクが非常に高いということ。

一つの菌に感染すると、その部位のバリア機能が大きく低下するため、ほかの菌にも感染しやすくなるということでした。つまり、今回の美和さんの事例のように、クラミジアと淋菌にダブルで感染する人は決して少なくないのですね。

イソジンでは性病は予防できません

また、フェラチオを終える度にイソジンでうがいをして、性病予防に努めている風俗嬢は多いようですが、残念ながらクラミジアや淋菌の喉への感染は、うがい薬で予防することはできないのです。逆にうがい薬を乱用すると、口腔内に本来備わっている粘膜のバリア機能を弱めかねないリスクもあります。これは口腔内の悪玉菌だけでなく善玉菌も減らしてしまうためです。

風俗で働く女性に限らず、フェラチオを行う女性が増えているため、喉のクラミジア感染症や淋病が物凄い勢いで増加しています。通常の性病と異なり、喉への感染は治療に要する期間が約2倍になるのも厄介です。フェラチオをする際も通常のセックスと同様にコンドームを使用するのが、最大の予防対策となります。

「看護師の卵(というかまだ卵子レベル?)である自分が性病に罹るのは情けない気もするけど、この経験を看護師になった後に活かすことができればいい」と前向きな気持ちで抗生物質による治療に臨んだ美和さん。治療中は流石に仕事はできないかと思いきや、手コキ専門の姉妹店で3週間ほど働かせてもらったそうです。

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