あらゆる性的サービスを提供するソープ、女性従業員の接客数が多いピンサロは特に危険!

男性の性病感染ルートとして常に上位にランキングしているのが、ソープ、ヘルス、ピンサロに代表される“風俗店の利用”です。風俗業界の競争激化に伴って、現在では様々な性的サービスが提供されるようになっており、その形態ごとに感染リスクが高い性病も異なってきます。このページでは代表的な風俗の種類とサービス内容、感染しやすい性病、そしてページの後半ではそれぞれの性病の症状を解説しています。

風俗街で有名な新宿の「歌舞伎町」

ピンサロ(危険度:高)
女性がお客の男性にフェラチオをしてくれるお店です。コンドームを付ける"ゴムフェラ"のみ提供している店舗もあれば、"生フェラ"を売りにしているお店もあります。原則として"お触り"はNGですが、軽く触れる程度ならOKの店舗も最近は少なくありません。建前上は飲食店の形式を採っているので、個室やシャワールームもなく、観葉植物などでパーティションされた同じフロアで、お客全員がサービスを受けます。

性病のリスクが高いサービスの筆頭

"生フェラ"の場合、口と性器が直接接触するので、クラミジア感染症や淋病、ヘルペス、梅毒、B・C型肝炎などに感染するリスクは他のサービスに比べて高いです。店の女の子は短時間に多くのお客を相手にしているので、喉の粘膜を酷使しており、その傷口から性病の病原体に感染しやすい状態にあります。

店の女の子が性病に感染した状態でフェラをすると、歯が当たってペニスに小さな傷口ができてそこから病原体が侵入するリスクがあります。これがピンサロが特に危険とされる理由です。女の子が歯周病にかかっている場合、出血が起こりやすいので感染リスクは更に高まります。

実際、男性の淋病の感染ルートとして最も多いのがピンサロと言われています。サービスを利用して10日以内に排尿痛、尿道の違和感、膿のような分泌物が出るなどの症状があったら、淋病の可能性を考えて、泌尿器科もしくは性病科を受診しましょう。

セクキャバ(危険度:低)
女性へのお触りが原則禁止となっているキャバクラとは違い、お客が女性の身体に触ることができるお店です。具体的には、お客の膝の上に女の子が座った状態で、ディープキスや胸、太ももを揉んだりできます。ピンサロと異なり射精はできません。したがって、性器の接触がない分、他の風俗に比べて性病の心配はそれほどありませんが、ヘルペスやB型肝炎はキスでも感染するのでリスクがゼロというわけではありません。

手コキ・オナクラ(危険度:低)
手コキは、従業員の女の子に手でシコシコしてもらって、射精することができるサービスです。オナクラは、自分のオナニー(マスターベーション)を従業員である女の子に見てもらうというサービスで、最後の射精の時だけ女の子の手で抜いてもらう店舗もあります。セクキャバと同様に性病の感染リスクはほとんどありません。

ソープ(危険度:高)
「特殊浴場」とも表現される"風俗の王様"です。建前上は個室浴場の形式を採っており、そこに部屋を借りている女性と"短期間"で"意気投合"して恋愛関係となり、自由意思でセックスを行うという解釈をすることで、売春防止法の適用を免れているというわけです。本番行為からAF(アナルセックス)、フェラチオ、クンニ、アナル舐め、顔面騎乗に至るまであらゆるサービスを提供しているので、HIV感染症(エイズ)をはじめとする全ての性病に感染するリスクがあります。

ヘルス(危険度:高)
ソープのような風呂はなく、個室で女性従業員が、フェラチオ、ディープキス、69(シックスナイン)、素股、全身リップなどのサービスを行います。こちらもあらゆる性病に感染する危険性があります。

数年前には京都のファッションヘルスで働く女性が、淋病の特効薬であるセフトリアキソン(ロセフィン)が効かない「スーパー淋菌」に感染したとして大きく報道されました。

デリヘル (危険度:高)
サービス利用者の自宅や宿泊するビジネスホテルに女性がやってきて、フェラチオ、スマタ、手コキなどをしてくれます。本番行為はないものの、粘膜が直接接触するサービスが多いため、性病の感染リスクはかなり高いといえます。無許可営業の違法サービスも多く、従業員の女性が性病の検査を全く受けていないことも考えられるため、場合によってはソープ以上にリスクが高い可能性も…。

イメクラ (危険度:高)
お客の希望に合わせて女の子が、ナース、女子高生、CA(キャビンアテンダント)、OL、アニメのキャラクターなどの制服を着用して、そのシチュエーションに合わせた性的サービスを行います。本番行為はなく、一番ギリギリのサービスが素股(スマタ)となりますが、それでも性器と性器付近が接触して何度も擦れるので、クラミジア感染症、尖圭コンジローマ、淋病などに感染するリスクがあります。風営法による取り締まりが強まった近年は店舗が大きく減少中。

性感マッサージ(危険度:低〜中)
トップレス姿の女性従業員がアロマオイルやローションで睾丸、前立腺、リンパなどマッサージをして性的興奮を高めた後、手コキで男性を射精に導くというサービスです。フェラチオ、素股が可能な店舗もあり、その場合は性病の危険性も高まります。

一般女性よりも短期間に複数の男性と接触する風俗の女性は性病リスクが断然高い!

若い女性に性病が急速に広がっていることから、近年は「風俗で働く女の子よりも普通の女の子とのセックスの方が危ないんじゃないか?」という声がちらほらと聞かれるようになりました。

婦人科や泌尿器科で定期検査を!

つまり、風俗産業で毎日働いている女性の方が、性病の感染リスクをしっかりと理解して、お店も彼女たちに定期的な検査を受けさせているだろうから、日常生活で性病について考える機会がほとんどない一般の女の子の方がヤバイかも?、という考え方ですね。

しかし、実際は風俗で働く女性の方が、断然、性病の感染リスクは高くなります。ソープランド、ヘルス、デリヘル、ピンサロ、イメクラなど形態は違えども、風俗で働く女性は性行為、類似性行為(フェラチオ、スマタなど)をサービスとして、ほぼ毎日、複数の男性に提供しているので、性病の病原体に触れる機会は非常に多くなるからです。

性病で新宿の婦人科を訪れた患者の年齢

上のキャプチャ―画像は2016年10月に放送されたNHK「クローズアップ現代+(プラス)」のものです。内容は、近年猛威を振るっている梅毒に感染して新宿の婦人科を受診した女性の多くは風俗店で働く20代というもの。

放送で怖いと感じたのは、コンドームを使用すべきとわかっていながらも、お客さんが減ってしまうと収入が減るので、「コンドームを付けない子がほとんど」という現役女性従業員のコメントでした。その結果、短期間で梅毒に2度も感染してしまったそうです。

日本有数の遊郭街として有名な大阪の「飛田新地」で働く現役スカウトマンの著書「飛田で生きる」のなかに『1日10人で、月20日働いたら、1年で2400人。』という記述があります。飛田新地はお客1人当たりの時間が15分〜と短く回転率が高いため、1日当たりの接客数が特に多いのですが、ほかの風俗街で働く人も、一般の女性に比べれば圧倒的に性行為、類似性行為の回数が多いことに違いはありません。

風俗利用者の間で感染者が特に多い性病はクラミジア感染症と淋病です。どちらも女性の場合は症状が出にくいため、自身の感染に気づかない女性従業員が、お客さんに次から次へと病気を移しているのです。クラミジアと淋病のダブル感染を起している女性従業員もいます。この二つの性病の特徴として、フェラチオで咽頭からペニスに感染するケースが増えていることが挙げられます。

風俗業界では膣にペニスを挿入するセックスを「本番」と呼びますが、本番でコンドームを使用することはあっても、ピンサロなどで行うフェラチオは、そのまま「生」でサービスを提供するのが一般的です。「性病が怖いので、俺は本番はしない」と言ってフェラチオをしてもらうのは、全く意味がありません。

フェラチオ以外にも、女性の股間でペニスを挟んでピストン運動を行う「素股(スマタ)」というサービスがイメクラなどで人気となっていますが、これも性器の接触があり、性器付近でフィニッシュ(射精)するので、性病の感染リスクは本番と同じくらいあるのです。

風俗街では、クラミジア感染症や淋病に感染することを「交通事故」、HIVに感染することを「飛行機事故」に例えることがあります。風俗を頻繁に利用する男性は、HIVはともかく、クラミジア感染症と淋病にいつ感染してもおかしくはないのです。

お店に備え付けの抗菌石鹸やイソジンは性病予防に意味がない!?

性病の感染経路は性器や咽頭の粘膜ですが、風俗で働いている女性は、仕事上求められるサービスでこれらの部分を酷使しているため、粘膜に傷がつきやすく、そこからウイルスや菌が侵入してしまう可能性が高まります。

グリンス(ハンドソープ)で消毒

「お店には殺菌作用が強そうな石鹸のボトルが置いてあるけど…」という声も聞かれます。たしかにソープをはじめとする多くの風俗店では、「トリクロサン」と呼ばれる殺菌消毒成分が入った薬用の液体石鹸(製品名:グリンス、ユーバージュ、クリアレックスなど)を常備しており、プレイ前にお客さんの体を洗ったり、従業員の女の子がプレイ後の手洗いや体を洗ったりするのに利用しています。

トリクロサンが入った石鹸は、手術室に入る医師や看護師さんが利用するほど殺菌力が高いものですが、あくまでも皮膚表面の殺菌を行うにすぎません。風俗のサービスでは、膣内や尿道、血液中に存在する性病の病原体が、性器や喉のわずかな傷口から直接侵入するため、体の表面を石鹸でどんなに洗っても感染は成立してしまうのです。うがい薬のイソジンも同様です。

お店が検査費用を負担して、定期的に性病検査を従業員に受けさせている良心的な店舗もありますが、基本は自己責任で本人に任せているところがほとんどです。最初は月に1度のペースで検査に通っていても、病気がないからと安心して検査の間隔が伸びたり、風俗で働いていることがわかると軽蔑を隠そうともしない医師や看護師もいるため、検査に通うことを止めたりする女性も少なくないようです。

ペニスのかゆみ、排尿痛、ブツブツなどの自覚症状があれば、泌尿器科や性病科を受診しましょう

人によって自覚症状が全く出ない性病もありますが、多くの性病では遅くとも1〜3か月以内に、排尿痛、膿のような分泌物、ペニスの痛み・かゆみ、ぶつぶつ、灼熱感などの症状が現れます。

感染が彼女や妻にばれる?

パートナーに病気を移して"修羅場"(場合によっては離婚+慰謝料)となってからでは手遅れです。風俗街に行った後に気になる症状が現れたならば、恥ずかしがらないで泌尿器科や性病科で検査を受けるようにしましょう。

クラミジア感染症
微生物のクラミジア・トラコマティスの感染が原因で発症する「クラミジア感染症」は、国内で患者数が最も多い性病です。男性の場合は、ピンサロ、ソープ、ヘルスでフェラチオを介して感染するケースが増えています。これらの風俗を利用して、3週間以内に尿道のかゆみ、排尿痛、ペニスからの分泌液などがあれば、クラミジアに感染した可能性があります。

淋病
淋菌の感染が原因で発症する「淋病」は、クラミジア感染症との併発が多い性病です。クラミジアと同様にフェラチオで感染する例が増えており、自覚症状としては10日以内に激しい排尿痛、ペニスの先端から膿のような分泌物が出てきます。

性器ヘルペス
単純ヘルペスウイルスに感染して、10日以内に性器やその周辺に水ぶくれが現れる「性器ヘルペス」。やがて水ぶくれは潰れますが、初感染時には強い痛みを生じます。咽頭に感染した女性がフェラチオを介して男性の性器に移してしまうケースがあるため、風俗の利用頻度が高い男性によく見られる性病となっています。

またアナル舐めを専門としている店舗も増えていることから、女性の口から男性の肛門にヘルペスが感染してしまうケースもあります。

一度感染してしまうと、抗ヘルペスウイルス剤(アシクロビル)による治療で症状が治まった後も、ウイルスは神経節に潜伏を続けることになります。そして風邪などで体の免疫力が落ちてくるとウイルスは再び活動をはじめ、再発を繰り返すという厄介な一面があります。

尖圭コンジローマ
HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染して、性器に先の尖った白またはピンクっぽい色のイボがたくさんでき、症状が進行するとカリフラワー状の潰瘍を形成する「尖圭コンジローマ」。肛門やお尻、太腿などにも病変が現れるので、これらの皮膚とペニスが接触するプレイをした男性は感染の可能性があります。感染から発症まで約3か月と潜伏期間が長いので、忘れたころの発症に注意しましょう。

亀頭包皮炎
風俗で働く女の子がカンジダ膣炎や淋菌に感染している場合、ペニスの挿入やフェラチオの際に亀頭や包皮に感染し、ペニスが赤く腫れあがったり、ただれたり、痛みなどの症状が現れます。原因菌がカンジダの場合は、ペニスのかゆみ、白いカスがたくさん出る、赤く腫れるなどの症状も見られます。仮性包茎の男性は菌が洗い流されにくいので、リスクが高まります。

HIV感染症(エイズ)
主にセックスを通じて、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することで発症します。初期は無症状ですが、発症すると発熱、のどの痛みといった風邪によく似た症状が現れます。心当たりのある性行為から約3か月ほど経過しないと、陽性か陰性かを確実に診断することはできないので、風俗を利用して直ぐに検査を受けても意味がありません。

梅毒
梅毒トレポネーマという細菌の感染が原因です。最初は無症状ですが、進行するとリンパ節が腫れたり、ペニスの先端や包皮にしこりが現れます。皮膚や粘膜の小さな傷から病原菌が侵入し、全身に感染するので"本番アリ"、"生フェラ"のサービスを提供する風俗なら誰でも感染するリスクがあります。感染から発症までは10日〜3か月と幅があります。

梅毒の患者数

梅毒は、一度は「昔の性病」の仲間入りを果たしましたが、近年は再び増加傾向に転じており、2014年、2015年は都心部を中心に患者数の増加が過去最高を記録(2016年は10月現在で前年比1.5倍ペース)しています。背景には風俗サービスの多様化、低価格化による利用者増などがあるとされています。

彼女に性病を告白したらどうなる?

「そうは言っても、そんな簡単に性病にはならないでしょ?俺は何度も店に通ってるけど、なんの症状もないよ。」と根拠のない理由で安心している人ほど、風俗で性病に罹るリスクは高くなります。自覚症状が現れにくい性病も少なくないので、風俗の利用機会が多いのにもかかわらず、今まで一度も性病検査を受けたことがない男性は注意が必要です。

性病リスクを軽んじている男性がいる一方、「もしヤバい病気にかかっていたらどうしよう…」、「ひょっとして、自覚症状がないまま彼女に病気を移していないだろうか」と不安を抱えている方も少なくありません。このような状態ではせっかくの風俗も楽しめないのではないでしょうか?

こうした不安から解放されるためには、A.「風俗の利用をキッパリ止めて、"聖人君子"として生まれ変わった人生を歩む」、もしくは、B.「風俗で今後もスッキリしたいので、定期的に検査を受ける」という二つの選択肢がありますが、よほどストイックな男性でない限り後者が現実的な選択といえるでしょう。

「平日は仕事で帰宅が遅いので、泌尿器科や性病科を受診する時間がない」、「保険証使って検査を受けたら、家族に検査を受けた病院の名前がバレるじゃん!」という方には、匿名の性病検査キット(郵送検診)を活用してみるのもよいでしょう。

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